現在たくさんの車所有者が自動車用LEDライトに対しての考えを変えつつあります。近年自動車用LEDライトの明るさ、カスタマイズ性、安定性が向上してきています。それに並行しこの市場は急速に発展し、最高品質のLEDライトを見つけることが難しくなってきています。
今回は、今現在宣伝されている疑わしい指数に騙されたり、混乱するのを防ぐためにこのブログを書いていきたいと思います。
一般の方やLEDライトの業界の方に関わらず、全ての方にLEDメーカーの観点から正しい知識をお届けします。
まずは「CCT、CRI、CQS」からお話していきます!
「なに?この製品、広告とぜんぜん違うじゃん!」
↑↑↑他社製品のレビュー
実際の色と画面上で見る色の違いには実は科学が隠されています。
以下の画像は目の錯覚によって見え方が変わってきます。
フェイスブックユーザーのNicoleCoulthardは、2017年に運動靴のスクリーンショットを発見しました。しかしほとんどの人がこの靴が何色なのか当てることができませんでした。ピンクにも見えるし、白にも見えます、灰色や黄緑に見えた人もいるようです。皆さんは何色に見えますか?
その理由は、1つ目に緑色のライトがある暗い環境で撮影したということです。つまり、撮影する環境によって見える色は変わってきます。お昼、夕方、夜、屋内、背景などの条件によって見えてくる色が変わってきます。
これらのことから、人の目は物の色を判断するのに確かではないということがわかりましたね!なのでLEDメーカーの技術者は製品をCCTやCRI、CQSといった物で確かな値で証拠づけをしています。
それではここからはこのCCTとCRI、CQSについて触れていこうと思います。
CCT:相関色温度(K ケルビン)
相関色温度は、色温度の尺度です。
Kの数字が大きいほど青っぽい白になり、Kの数字が小さいほど黄色っぽい白になります。弊社のLEDヘッドライトHT5(4300K薄くオレンジが入った色)は分光器では4382Kと測定されました。
CRI:呈色指数
呈色指数の目的は、測定した光源と自然(標準)光源を比較し、さまざまな物の色を明らかにすることです。
さっき靴の色が違って見えるのは目の錯覚とお話したの覚えていますか?
この呈色指数は光源が周囲を照らしている光源の正確さと鮮明さを表しています。CRI値は負の値から最高で100まで表示されます。私たちLED市場の 共通認識では、CRI=480のLEDライトは品質が良いとされています。そのためCRI=80または90は「高CRI」と言われています。
CQS:色品質の尺度
LEDライトの場合、CQSはCRIの数値より重要な指数とされています。値の範囲は0~100です。LEDライトの光子は、結晶となる過程に生成されないハロゲンや重水素光源とは異なり、それぞれの結晶によって励起されます。
したがって、CQSは他の呈色指数が想定している誤った情報を排除するための測定値になります。これによりLEDがより正確で品質の良い物になるよう設計されています。
CRIとCQSのどちらを選ぶべき?
CRIはNIST(米国立標準技術研究所)などの研究者によって何十年にもわたって利用または開発されてきました。しかし多くの研究報告から、CRIは様々な光源の測定に適していないということが説明されています。対照的にCQSは、測定結果が私たちの目で実際に感知している光と一致するとなっています。
私たちはお客様に適切な知識を提供するための努力を怠りません。また全ての人に正しく判断できるようにすることが私たちの責任です。
お客様から「HYUGAのLEDライトはCQS値を測定していますか?」とご質問された際、私たちは自信を持ってお答えできます。「はい!全ての製品は、最新の積分球を使いライトの明るさをテストしているほか、演色性をテスト出来る分光器も備えています。」
売り手がCQSやCRI、CCTを理解してないと気づいてしまった場合、なかなかに不安になってしまいますよね?そんなときは是非私たちにご連絡ください!!喜んでたくさんの技術や知識を提供させていただきます。
何か他に疑問に思ったこと、もっと詳しく知りたいことなどなど、いつでも私たちにお問い合わせください!!